四万十川:長生沈下橋


      2001 四万十川カヌーツアー

 2001. 8. 7 pm 7km  西土佐村長生沈下橋(ながお) → 西土佐村網代キャンプサイト(あじろ)

 2001. 8. 8 am 12km  西土佐村網代キャンプサイト → 西土佐村口屋内沈下橋(くちやない)
       pm     西土佐村黒尊(くろそん)で水遊び

 2001. 8. 9 am 9km  西土佐村口屋内沈下橋(くちやない) → 中村市高瀬沈下橋(たかせ)



★ 8月7日(火) 西土佐村長生沈下橋 → 西土佐村網代キャンプサイト ★

夜行の快速列車で到着した高知駅から、普通、特急と2本の列車を乗り継いで土讃線の終点、窪川(くぼ
かわ)駅へ到着。企画乗車券が普通列車しか乗れない切符なのだが、接続が悪いので、最小限だけ別払い
で特急「あしずり1号」に乗車する。
窪川から次の若江(わかえ)まで(の先の信号所まで)は土佐くろしお鉄道、その先北宇和島まで予土線。
予土線は若江<上流>から江川崎(えかわさき)<中流>までずっと四万十川の横を張り付いている。

  水が少ない!!

長生沈下橋も水量が少ないため橋台が露出している(橋脚の色の違いに注目、通常より1mも低い)。

川面に垂直になっているカヌーはスタッフの赤尾氏が沈下橋の上からカヌーごとダイビングしている勇姿。橋は水面から4mくらい。

(カメラレンズに水滴付着の為)
(写真がぼやけていますが、、)

あまりにも雨が降っていないので、川の水量が少ない。川底の岩が露出しているところもある。
沈下橋も橋台の基礎が露出している。


網代キャンプサイト
四万十川 網代付近

網代(あじろ)のベースキャンプに荷を下ろして、準備完了。
半家(はげ)駅近くの長生(ながお)沈下橋から出艇、川幅が狭いところもあり、適度に流れていく。

しかし30分もたたぬ間にカヌー内が尻上浸水してくる。ここまで激しい瀬はなかったのに (。)ホヨ? 
途中で水出しのために着岸して船を調べてみると、

  船底に穴があいている!
 !\(◎o◎)/!

まいった、まいった。水がたくさん入ってくると安定感が失われるからなぁ。。。 (´ヘ`;)ハァ

江川崎の西土佐大橋の真下の瀬で、前を行くカヌーが沈(こける)のを見ていたら、
自分も同じ所で沈(こける)してしまった、、、 f(^ー^;

この西土佐大橋の真下の瀬に飲み込まれてしまった。

(写真は望遠で撮っているため、そんなに激しい瀬には見えないだろうが・・・、実際はすごい流れです)

その後、カヌーを建て直して、網代へ無事着艇。

スタッフが作ってくれた夕食を食べた後、疲れていたのですぐに就寝。
遠雷と無数の星が子守歌がわり。
しかしテント内は蒸し暑い。



★ 8月8日(水) 西土佐村網代キャンプサイト → 西土佐村口屋内沈下橋 ★

薄曇りのため、昨日に比べて日光の直射は少ない、風も少しある。
10時に網代のベースキャンプを出艇。
昨日より水量が減っているので、浅瀬では船底を川底にずるずる擦って無理矢理漕ぐ。

途中、岩間(いわま)の沈下橋で休憩。

岩間の沈下橋 口屋内の沈下橋

その後、流れのない瀞場で向かい風という最悪の状態になり、必死に漕ぐ。
やっと、口屋内(くちやない)の沈下橋へ到着。

昼食後は、メインイベントの、清流「黒尊(くろそん)川」での水遊び。
黒尊川は四万十川の代表的な支流で、上流はずっと原生林が続くため、
土佐銘水40選にも選ばれているその流れは、清く冷たい(はずだった)。  (+。+)アチャー。
それでも本流の四万十川よりははるかに良い水、 手長エビやゴリや鮎を目前に観察しながら、
2時間ほどシュノーケリングする。  ヾ(^v^)k
そのせいか、ヒザの裏が日焼けする >_< 


夕食後は、スタッフと他のお客さんと、ワインと日本酒でいろいろ談義。
宴がお開きになり、テントに戻ってしばらくすると、突然のにわか雨。
あわててテントを閉じて、遠雷を聞きながら30分ほどすると、やむ。
と同時に、ふぅっと冷たい空気が川面を流れるようになり、おかげで熟睡する。



★ 8月9日(木) 西土佐村口屋内沈下橋 → 中村市高瀬沈下橋 ★

今日は最終日、朝食後、口屋内へ移動し、ここから漕ぎ出す。
早瀬は1つだけで、あとは浅瀬か瀞場ばかり。


昨日の雨と、黒尊川の合流のおかげて、水量は昨日よりは少し多く、水も澄んでいる。
のんびり漕いでいたらいつの間にか高瀬沈下橋のゴール。

その後昼食をとり、他のお客さんはすべて自家用車参加のため現地解散。

スタッフと共に中村市内の温泉へ行くが、湯に浸かると日焼けした肌が痛い。
Beerでクールダウンののち、四万十ツアー第3班のための買い出しにつきあう。
第3班はお客さん24名(第2班は12名)、買い出しの食材の量も半端ではない。

その後、江川崎駅まで送ってもらい帰路に就く。
乗換の便が悪く、高知までの間に約2時間の時間をつぶさなければいけない。
江川崎と窪川は何もない駅だったので、
その先の須崎(すざき)まで進んで1時間、さらに高知で1時間の時間をつぶすが、
高知では夏祭りがあったようで、駅前は大混雑。(高知まで先行して2時間待ちをしなくてよかった)

高知で京都行き、ムーンライトに乗車後は爆睡してしまった。気が付けば六甲道、もうすぐ下車。




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西土佐まるごと案内まっぷ 四万十の宿一目瞭然!

  四万十川マップ(1)
  四万十川マップ(2)