大阪吹田を午前8時に出発、阪和道美浜北ICでおりてR371高野街道で紀見峠を越え、橋本市へ。
その後、県道53農免道路なる強烈な峠越え農道(ゲロ必死!対向退避不可!)でR168へ。
猿谷ダム、川津、風屋、十津川、折立、平谷、本宮を経て、
集合時刻きっかしの午後1時、本宮町志古ジェット船乗り場に到着。
その後、スタッフの先導で、キャンプ地の三重県紀和町鵜殿・湯ノ口へ。
ここで着替えて、14時半に、さらに上流の熊野川町瀞八丁(瀞峡)へ向かう。
上流部では雨がしとしと降っており、さらに連日の雨のせいで水量がかなり多く、水は濁っている。
きっと上流の七色ダムが少し放流しているのだろう。カヌー初めての人にはつらいコンディションだ。
おまけに北山川はウォータージェット船があがってくるので、ジェット船の通過時には大きな波が発生する。
今日みたいに流れが速い渓谷でジェット船の退避操作を行い、通過時の波に転かされないようにするのは、
慣れた人間でもやっかい。
初心者講習をする喜多代表(右端)
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CrossFire艇に乗る
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初級者用のL−1艇を卒業したので、CROSS・FIREという中級者艇に乗る。
船底にスタビライザーが付いていないので、艇をまっすぐすすめるのは難しいが、
瀬の中での安定感はいい。
喜多代表が初心者講習をしている間に、瀞場で艇をまっすぐ操る練習をする。
16時すぎに出艇、瀞峡の霧がかかった渓谷を、時には瀬をのりこえて、時には瀞場を下る。
しかしL−1艇に比べて瀬の中の安定感がよい、まるで水面をサーフィンするように滑っていく。
L−1艇だったら必死に漕いでバランスを取って下らなければいけないのに比べて、かえって楽。
あたりが薄暗くなった18時に鵜殿の湯の口に着艇。その後、湯の口温泉で冷え切った体を温める。
1日目の集合写真
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2日目の集合写真(この直後撃沈するハメに)
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★ 9月16日(日) 紀和町鵜殿・湯ノ口キャンプサイト → 本宮町 音 川 ★
朝9時半に鵜殿の湯ノ口を出艇。
すぐの瀬の入口の所で波に転かされてあっけなく沈、朝の冷たい北山側の洗礼を受ける。
おかげで目がすっきりと覚める。
しかし、なぜ転かされたかわからない。
ぼーっとしていたからだろうか。
よくよく思い出せば、この瀬は4年前の97年に来た時も転かされた(この時は瀬の出口でこけた)所、
次回、絶対リベンジしてやる。
喜多代表にレスキューされる
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悪魔の瀬! リベンジならず
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(この写真は97年に写したもの)
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水量が多いので、前回と違って2日目にも早瀬が多く出てきて、水の力が強い。
壁面にぶつかる寸前にかわして進んでいく、なかなか面白い。
今日は連休2日目なので、観光客も多く、
通常は1便1船のジェット船が、最高1便3船続行で上から下からとやってくる。
こちらの姿を見て船から手を振ってくる観光客も多い。
12時に志古の手前の本宮町の音川付近に到着。
ここで食事の後、大阪に向かい出発する。
途中、十津川村の温泉地温泉にある露天風呂に入浴する。